記事を書く時にはルールを決めています。タイトルは括弧で囲む、括弧内は５文字、カテゴリーは７文字、文章は僕の見ているブラウザの設定内で10行、それと内容とは全く関係のない写真を一枚。ところが、最近行数が甘くなって来て結構な量を書いてしてしまっていることを反省し、元の枠に立ち戻ることにしました。制限などなくても誰も何も言わないことは分かっていますが、何か決まりごとがあることを僕自身が楽しんでいるのです。その他のフィールドでは、スピーカーの場合は「立方体」と「13cmのフルレンジユニットを使う」、身体調整では「器具を使わない」、「食べ物の指導をしない」や「サプリメントを薦めない」という縛りを作っています。もちろん、目的によっては制約なしの「なんでもあり」の状態が理想ですが、文章やスピーカーや身体調整を何かの表現だと考えると、無限の可能性の中に入るより、リミットの中で遊ぶことの方が面白いのです。俳句の面白さのようなものでしょうか。限られているから伝えられること＝実現出来ること、そして、伝えられないこと＝実現出来ないこと、どちらもあるでしょう。ですが、自分の可能性を開く意味でも楽しさの面からも、そのふたつのハザマでゆらゆらと今ひとつ決まらない（！）文章を書くことをこれからも楽しんでいくつもりです。あれ？また10行越えてしまった。
