genki switch

祁答院町黒木817-4で整体してます。

【枠を考える】

genkiswitch2012-06-22

昨日のルールの続きです。もう先に言っておきますが10行は越えます。(笑)


ルールを設ける時にはそれなりの理由があるものです。それは個人の美意識のようなものかもしれません。僕が身体調整で「食」に触れないのは、身体が本来の働きをすれば、不必要なものを自然に摂取しなくなると考えていることと食の制限はストレスを生みやすいことからです。また、スピーカーの形や使うユニットの制約は、世の中にはさまざまな形のスピーカーが存在していて、形や素材の奇抜さは意に反して「へぇ〜」ですまされてしまうような「一時的な意外さ」に終わってしまうからですし、ユニットの制限は必要最低限のもので何処まで音が出せるかということが技術的な課題となりうるからです。その為に出来るだけシンプルな形、立方体=サイコロ型にするのです。


一方、生活全体の枠組みについては、ぼくは「ゾウの時間ネズミの時間」の著者、本川達雄さんの考え方を好んでいます。それは「体と『桁』外れに違うことはしない。」ということです。『』を付けたのは僕です。ホントに数字の『桁』の話なのです。これを基準に考えて行けば、世の中が納得出来る範囲に収まるかもしれないと考えています。現代人が使っているエネルギーは、自分の身体が使うエネルギーの「40倍」にもなっています。枠組みとしては、これを「10倍程度=1960年代のエネルギー消費量にする」というコトを一つの基準にしてみるという考え方が素敵です。きっと技術の在り方も変わってくるでしょうし、もし現在の4分の1のエネルギー消費になったとしたら、原発なんか当然必要がなくなります。それどころかホントに太陽光パネルと小水力と小風力などの自家発電で足りるかもしれません。車など移動する手段ももっと考え直す必要があるでしょう。たかだか60〜80kg程度のヒト一人を運ぶのにその10倍以上もの重さが必要なのか、エンジンも現在の出力が本当に必要なのか考えてみたいものです。アンプもスピーカーも身体調整も何故それが必要で、どのくらいのエネルギーを費やすべきものなのかを一つ一つ楽しみながら考え、試行錯誤していくことでより暮らしやすい楽しい社会になるのではないでしょうか?