genki switch

祁答院町黒木817-4で整体してます。

【子どもの本】

genkiswitch2012-12-04

図書館では娘や息子に付き合うことが多く、子どもの本のコーナーをじっくりと眺めています。絵本は、結構前から好きで面白いと思っていたのですが、中高学年向けの本にも不思議な面白い本があることに気がつきました。不思議な本もあって、「ADHDとは?」という誰が読むのかわからない本があったりするのですが、中には大人が読めば世の中も少しは変わるのではと思う本もあります。その一つは「子供たちに伝えたい家の絵本」というシリーズです。家を建てる大人が考えるのは、価格、間取り、次は材料(素材ではありません。)だったりするのですが、25冊シリーズ中の4冊に触れてみたところ、「家」自体の成り立ちや素材について様々な視点で、素敵な写真やイラストとともに書かれています。こんな本を読んだ子どもはどんな素敵な家を建てるのだろうと期待してしまいます。もう一つは、今日出会った「柳田国男 児童読み物集『火の昔』」です。文化を火に関わる様々な事柄から語っていますが、言葉自体が大切に扱われていて言葉使いもきれいです。こんな言葉で話したいと思わせられます。モノの名前のも、その成り立ちから追っていて興味深く、わかりやすくとても面白い本です。この本は、もしこれから電気の無い生活をするならと考えている私にとっては実用的だとも言えます。私自身は、本というものを自分の頭の外に出る扉の様に感じているのですが、子ども向けに書かれた本は新しく見つけた扉の宝庫だとワクワクしています。