ドンドン滑ればドンドンうまくなると言うのは、若い頃の話です。もちろん量は大切な要素ですが、運動神経がずば抜けている訳でもなく、ある程度の年齢になっていた場合、動作を質的に上げていく方が近道です。スピードが出て怖さを感じるのは何故なのか、スピードを制御しているのは何なのか。様々な動作の起点になるのは、それぞれ何処なのか。そういったことを考えながら、身体の動きとともに身に付けていくことも一つの手だと気がついたのは、すっかり雪から離れてしまってからでした。自分の滑りの限界はこの辺りだと感じて山を下りて来ましたが、もう一度山に近づくことができそうな気がしているのは、最近少し身体のことがわかって来たからかもしれません。師と呼べる人は多くありませんが、本当に尊敬する方から、「あなたは考えて取り組んだ方が早いからね。」と言われた言葉の意味がやっと染みてきました。
（この件は、想い出したようにゆっくり書き続けていくことにします。）
覚えていないことを想い出すなら催眠モニターをどうぞ！
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