【促すまえに】

身体調整教室　その１「まずは自分のからだ」ということについて話しましょう。結論からいえば、自分のからだを楽な状態に保つことが大切です。からだの問題を解決することを考えるときに何から勉強するでしょう。解剖学や生理学もあるでしょう。「肩こりはこう」「腰痛はこう」と一つ一つの症状に対して、または汎用の対処法、つまりテクニックを覚えることから始まるケースも多いでしょう。ですが、初めて他人のからだに触れる不安を抱えた術者は、どの状態で触ればいいのかという「心とからだの構え」ができていないことが多々あります。そして、その大切な部分がクリアされないうちにたくさんの情報を教えられて、「みんな時間をかけて覚えたのだから大丈夫、（ひとりで）頑張って！」的に修了してしまうことも多いのではないでしょうか。初めに心に刻むべきは、自分の状態が周りの人に影響を与えること、そしてその逆。それを「体感」して肝に銘じることを第一歩として、次に進むべきなのではないかと思うのです。

※ボクが２年前までに教えていた内容には、残念ながら明確な項目として「心身の構え」は含まれていませんでした。その反省として、自分なりの教室を始めています。

心構え身構えのわかる教室の詳細はこちら
http://d.hatena.ne.jp/genkiswitch/20101009