genki switch

祁答院町黒木817-4で整体してます。

【共鳴する力】

genkiswitch2014-02-06

ヒトの持つ能力の一つに相手と共鳴する力があります。手当てをしていると背骨が相手と同じ状態になりますし、知り合いのヒーラーは相手と同じ部分に同じ程度の痛みが走ると言っています。痛みに注目するのか偏りに注目するのかで感じることは変わってきますが、誰にでも出来ることです。実際、現場で「自分の身体」を再確認してみると、治療の必要な場所が分かったり、手当てが十分かどうかの基準にもなります。これを逆手に取って、こちら側の安定した状態に相手を共鳴させることもできます。ですから術者は、他人に向き合う前に自分の調整をしておくと有利です。術者が楽になって安定した状態を実現できれば、一瞬で相手の状態が変化させることが出来ます。もちろん、すぐに、これだけで全ての状態は解決できないかもしれませんが、この力も前提として取り組めば、調整が少しだけ簡単になることは確実です。


※ちょっとgoo辞書から引っ張ってみました。上の文で言う「共鳴する」とは、本来、各々が持つ固有の振動数ですから、そもそもは異なる筈ですが、ヒトはそれを合わせることができるという意味です。ラジオのチューニングを合わせるように相手の振動数に同調させるイメージです。実際のところ共鳴は結果で、同調する力と言えます。


きょう‐めい【共鳴】
[名](スル)
1 振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。振動数の等しい二つの音叉(おんさ)の一方を鳴らせば、他方も激しく鳴りはじめるなど。電気振動のときには共振ということが多い。
2 分子の構造が、一つの化学構造式で表せず、二つ以上の式の重ね合わせとして表される状態。
3 他人の考えや行動などに心から同感すること。「主義に―する」