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祁答院町黒木817-4で整体してます。

【BC460】

ホメオパシーについて調べていると、出て来たのはヒポクラテス (BC460~375)です。ずいぶん昔の話ですが、医学の父として知られているヒポクラテスは、「治療の手段には2種類あり、それは相反するものと同種のものである」と記述しているのだそうです。相反するもので治療を行うのが現代医学の主流派であるアロパシーであり、同種のもので治療を行うのは最近は批判されがちなホメオパシーです。治療という観点からは、別にホメオパシーだけが特別大切な訳ではありません。アロパシーも大切なのです。もちろんアロパシーだけでも片手落ちです。どちらもあって初めて可能性のある治療なのだと言うことを医学の父は言っているのでした。確かにカラダを弛めるときも、どちらの方法も使います。例えば効率よく弛める為に、固まったところを弛める方向に動かすこともあれば、更に固まるように動かして反作用で弛めたりします。一般に病気と言われるものに対しても、2つの方法をきちんと理解して使い分けて行けばもっと早く元気になれるかもしれません。これは考え方の問題ですが、カラダと同じで偏りは良くないということですね。ヒポクラテス偉いなぁ。