genki switch

祁答院町黒木817-4で整体してます。

【十の引き算】

genkiswitch2013-07-09

不調がある時、カラダの捻れや歪みと呼ばれるものが観察されます。これをエネルギーの軸の上に乗せるとしたらどういうことになるのでしょうか。僕は不調=高エネルギー状態だと考えています。歪みを保つ力が常に働いているということは、それは筋や筋膜、それ以外のカラダを構成しているものが一定の状態を保っていることになります。ある意味、常に力を使っている状態です。不調の中で、筋肉の緊張がほどけない状態があるとすると、常にそこには労力が払われていて、カラダの中でエネルギーが偏在している状態です。つまり、不調で「元気」が出ないのは、自分の使える力「10」のうち、本来カラダを維持するのに必要とする最小限の力に加えて、「捻れを固定させる力」を使っているということです。不調の維持に使う量が2,3,4,5,・・・と増えてしまうと、活動に使える量は全体の10からの引き算ですからドンドン減ってしまいます。元気が出ないというのは、自分の「限られた」元気が他のところに使われていて、使いたいことに使えない状態なのです。これを不調と感じるのです。ですから、不調とはエネルギー軸上では高い状態にあると考えるのです。ではこの高いエネルギー状態はどうすればより安定な状態へと導くことができるのでしょうか。