genki switch

祁答院町黒木817-4で整体してます。

【おおさわぎ】

genkiswitch2013-06-04

「マッサージに行ったら『こってますね〜、こんなの見たこと無い』って言われました。」そう話される方がおられます。どう感じますかと訊けば「言われる程には感じません。」という答えです。僕たち調整しているものは、どこ目指して調整すればよいのでしょうか。柔らかければいいという考え方にも疑問があります。もちろん筋肉だけでなく、背骨が硬直しているようであったり、可動域に制限があれば、それはほどいてスムーズに動かせるようにしてあげたい。背骨の可動性や椎骨間の緊張も解いた方が快適になります。硬い状態から柔らかくというのはいいように思えますが、柔らかいには少なくとも二種類があります。程良い張りを持った可動性の高い状態とダラダラと緩み切った状態です。後者はあまり良くありません。できれば前者を目指したい。一方、どういう姿勢で肩に触れているのかも大切です。カラダが捻れているヒトはまっすぐベッドに寝てしまうだけで緊張してしまいます。そのコリは、カラダの捻れの調整が必要であって、あえて作った緊張状態でほぐしてしまうことには疑問を感じます。一部が硬かったり、反応が激しかったりすることに大騒ぎはやめてみてはどうでしょう。相手は不安になるだけではないでしょうか。全体を見てそのカラダがどうなりたいのか、どの状態が「今」は楽で、どうして欲しいのかについて感じ、考えながら向き合て行ければと思います。時間の経過も含め、一部にこだわらない、全体を忘れない調整は、より楽で好転反応なども少なく、相手にとって心地良い調整になります。