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祁答院町黒木817-4で整体してます。

【心の使い方】

2007/7/22

いつも「身体」は使っています。
モノを取る。歩く。扉を開ける。キーボードを打つ。マウスを動かす。・・・・
書き出せばきりがないくらいです。そしてこれらの身体の動きは、ほとんど意識にのぼらないものです。もちろん、もっとスポーツのように積極的に使うこともあります。とにかく使わない日はありませんよね。

一方、「心」は使っているのでしょうか?
きっと、たくさん使っていると返事が返ってくるでしょう。たくさんの感情が湧き、たくさんの人へのさまざまな気持を持ち(?)、物事に対してたくさんのことが心に浮かんでは消えています。そしてそれらを無意識に解決、または処理しています。これらはけっこう受動的ですよね。

心も積極的に使っていくことができます。そして身体を使うのと同じように、心を使って結果を出していくことができます。心を積極的に使う、とても身近な機会が「七夕」です。毎年、短冊に「お願いごと」を書き、笹にぶら下げますよね。「お願いごと」に心の力を積極的に使うのです。

これまでに、た〜くさんの「お願いごと」をしたけれど、叶った試しがないという方もいらっしゃるかもしれません。というよりそう言う方の方が多いでしょう。ですが、考えてみて下さい。身体を動かすことでもうまくいく行かないことがあるでしょう。それは身体の使い方がその目的のレベルに達していなかったり、ちょっとしたコツがわかっていないことが、原因の場合があります。身体と同じで、「お願いごと」のために心を使う時にも、結果を出すためには、ちょっとしたコツがあるのです。


そのコツとは、

1. 具体的にその状態をイメージする。

「こうなっていますように」というのはお願いごとの見本のような書き方ですが、これではなかなか叶いにくい。「こうなる。こうである。こうなってる。」というように具体的にイメージすることが不可欠です。また、「誰々と結婚している」と書くのも「本質的な願い」から離れていますから、叶いにくい。「《私にふさわしい人》と結婚している」なら大丈夫でしょう。この違いがおわかりになりますか?


2. 紙に書いて、口に出して唱える。

  上でイメージしたことをきちんと書き唱えます。
  短冊もいいですね。
  

3. すっかり忘れてしまう。

これがかなり重要です。忘れるほど強くイメージする必要があります。強く強く
心に念じると、はじめて忘れてしまうことができます。


このコツは、野口整体野口晴哉さんの言葉を聞いて、私が実践して効果を上げ
ているものです。私自身これまで、車が3台、ガスボンベが1本、仕事(就職が
2回)、その他たくさんのものを入手することができました。ですが、必ず「忘
れた瞬間」に叶います。そして、本質的な願いほど叶いやすいものです。


とはいうものの、私自身、時々このコツを忘れて、もがくこともあります。でも
それはそれ、また思い出して、にっこり笑って自分の「心の力」をどんどん使っ
ていけばいいのです。

スポーツだって練習が必要ですから、心の使い方もうまくいくまでどんどん試し
て、練習をして「これはいい言い方だった」「これでは叶わないんだ」というこ
とを身にしみて覚えていけばいいのです。繰り返しているうちに、日常生活が同
じような小さな「お願いごと」で成り立っていることがわかってきます。そして、心の持つ可能性がわかってきます。そうなればしめたものです。心を積極的に使って楽々楽しく生きていけるはずです。

7月には間に合いませんでしたが、まだまだチャンスはあります。
まずは8月7日や旧暦の七夕で試してみられてはいかがですか?

そして自信が持てれば、世界平和や環境問題の解決と言った一見大きな願いごと
も、かなうのかもしれません。心を使って、そして身体を使って、みんなで元気
に幸せに生きていきたいものです。

自分の自由な心を、もっと積極的に使ってみませんか?