genki switch

祁答院町黒木817-4で整体してます。

【心の可動域】

genkiswitch2017-06-07

さて問題です。

(問題1)あるホテルで稼働率が上がると、インターネットのお客様の評価が下がってしまいます。コンサルタントと相談してもなかなか解決できません。さて何故評価が下がるのでしょう。


このブログを読んでいる方はすぐに答えがわかるでしょう。
答えは実際にサービスが下がるからです。そしてサービスする「人」そのものを忘れているからです。働く人は稼働率が上がると接するヒトの数が増えます。カラダは正直です。慣れているとはいっても緊張状態が続くと疲労が蓄積して行きます。カラダとココロは密接に繋がっていて切り離せません。カラダの疲労は心の疲労となります。カラダの疲労はカラダの可動域を狭めます。心の疲労もまた心の可動域を下げるのです。サービスは心の可動域が広くなければなりません。これが余裕です。余裕がなくなれば本質的にサービスが低下します。(ちなみに、これは目の前でその事実を見せることができます。)


(問題2)どうすれば稼働率を上げながら評価を高く保てるでしょう。


(答え)2つの方法が考えられます。一つは休みを増やす。もう一つは稼働率を賃金に反映させる。
休みを増やせば、カラダの疲れも心の疲れも取れます。そうすればサービスは低下しません。この方法の問題は労働力が確保できなくなるということです。もう一つの賃金の方は、働けば働く程給料が上がる訳ですから、働きがいに繋がり、やる気が出てきます。限度はありますが、稼働率95%超が続く日数を賃金に反映して行けば好いのです。一週間続けばプラス幾らというのも一つのアイデアです。でも普通の経営者はどちらもやらないかもしれません。何故って、短期的に観ると儲からなくなるからです。一つ目の答えも労働者が多く必要になって賃金の支払が増えてしまいます。ですが、経営者が本当の意味でお客さんの気持ちに立つことができた時、必ず労働者のことを想い出し、小手先ではないサービス向上ができて長期的な安定に結びつきます。


※みんなココロとカラダの繋がりが判ってないよね。(笑)