genki switch

祁答院町黒木817-4で整体してます。

【好調と不調】

genkiswitch2014-11-15

ヒトが使えるエネルギーは限られています。節約しなさいということではありません。仮にその量を「10」とします。そのうち身体の維持に必要なエネルギーがが低い程、残りの自由に使えるエネルギーが多くなります。平常時の身体の維持に、そのうちの「2」を使っていれば、「10ー2=8」が自由に使えます。これが好調な状態だとして、不調というのは、この基本的なカラダを維持するエネルギーが「2」から「3、4、5、・・・」と増えてしまって、自由に使えるエネルギーが減った状態を言います。このエネルギーの増加は、様々な偏りが作ります。筋肉の緊張であったりその元になる精神的な緊張が、私たちのカラダを固めてしまう。固まったカラダは、現状を解決する一つの安定状態ですから、この維持にエネルギーを費やさなくてはなりません。この状態を維持しなければ、バランスを崩して壊れてしまいます。ですから好調を取り戻すためのには、エネルギーをつぎ込んで偏りを壊していくというのではなく、絡んだ糸をほどいていくようにそっと一つ一つの経路に従って調整する必要があります。


私たちの元氣は簡単に使いきれるものではありませんが、限られたものです。そして、簡単に足し算出来るものではありません。こう考えてみると、健康な暮らし方や食物について考え直す必要が出てきます。好調を保つためには、カラダの中の偏りを減らして、体全体の維持にかかるエネルギーを下げることが大切です。