筑後弁では、筋肉痛になることを「こわる」と表現します。一般に筋肉痛は時間が解決するものだと思われていますが、そんなことはありません。実は簡単にとれるものなのです。丁寧に一つ一つの痛みに対処して行くと、痛みとして感じられるものは無くなってしまいます。作り出された疲労物質は残るのでしょうが、痛みの原因としての筋の緊張が解けると循環も良くなりますから、さっさとどっかに流れて行ってしまうはずです。整体のお客さんは、腰痛や膝の痛みなどは取ってもらえると期待して来られますが、何故か筋肉痛はとれないと思っておられます。程度から言えば逆のはずです。とれないと思っておられるから何も言われず、帰る間際に「昨日の草刈りで筋肉痛なんですよ。」とつぶやかれます。その場ですぐに痛みがなくなってしまうと、腰痛以上に感動して帰られることもあって、つい面白がって取ってしまいます。この夏、暑い中を生い茂る草との戦いに疲れたら、筋肉痛退治にでもいらしてください。「ここんにきのこわっとるとたい。（訳：この部分が筋肉痛です。）」ボクの田舎ならそう言われるでしょうね。（笑
※筋肉痛を取る時も、とっても便利な筋反射テスト
「見る勘」教室はこちら↓、８月21日(日)にやります。
http://d.hatena.ne.jp/genkiswitch/20110725/p1
