genki switch

祁答院町黒木817-4で整体してます。

【少し足早に】

genkiswitch2012-07-12

(FBに書いた文章の追加版です。)


選挙ってみんな関係者なんですよね。


新しい候補者の応援をしていましたが、残念ながら落選しました。その結果から、最低でも200518人が今のままじゃやだな〜って思ってるってことがわかっりました。中には急に風邪ひいて投票にいけなくなった友達がいたり、うっかり忘れたヒトがいたりで、実質はもっと多かったんじゃないかと期待しています。素人ばっかり集まって、ばたばた選挙の応援してこの得票だから、もう少しやり方がわかれば、あと10万人位は取れた気がします。


ここで感じたことがいくつかあって、その一つは、政治っていう視点だけじゃなくて、もっと日常生活の中に、こそっといろんなものの「大切さ」を込めて話ができるようになるべきだということ。


二つ目に大きく動かそうと大きなものに頼っても、より大きな力には抗えないということ。どれだけ有名なヒトを連れて来ても、それをメディアが取り上げなければ大きくは動かせないと言うこと。それは、うちの娘が「テレビで、選挙に通ったヒトが町を歩くとたくさんヒトが集まって握手してたけど、もう一人のヒトのときはあまりヒトが集まってなかった。」って話してたことが象徴的でした。マスメディアって影響大きいし、楽しいけど考え物ですね。僕自身は身体を大きく変化させたい時は出来るだけ小さいつぶつぶに働きかける方が早いと感じています。これは父が取り組んで成功を収めた有明海の浄化から学んだことでもあって、大きく変化を促すには小さな微生物のレベルで変えていくことが有利だということは自然の一つの理のように思います。そういう意味では知事を変えようということからではなく、隣の人の意識を変える。そしてまた隣を。という具合に一人一人に今いる場所を分かってもらうことから始めることがこれから取り組んでいくべきことなんじゃないかと。


そして三つ目に「戦うことは良くない」ということです。民主主義という形の怖い部分なんですが、「対立させる」んですよね。本来は話し合って「協調」の中から妥協点を見いだせればいいんですが、それが民衆を分断する方向に働く。感情的にも。これが実は大きなワナなんじゃないかと思っています。政治的な対立に始まる感情的な対立を呼び起こすことがこのシステムの本質なんじゃないかと感じています。シュタイナーが民主主義をオカルトと呼んだ理由とはまた異なるのでしょうが、妖しさを持っていますね。


もっとありますし、言葉足らずもあって中途半端かもしれませんが大きな感想はこんなところです。まずは、ひとつひとつ日常の誤解をといていきながら、ツブツブに働きかけ続けようと決意を新たにしました。いろんな意味で私たちは何処にいるのかを見つめなおしていきたいと思います。
これから少し足早にじっくり。