頭部の打ち身には用心しましょう。こどもの場合は特に注意が必要です。もちろん病院に行って、現状を把握することが大切です。そして、たどり着くまでの間に確認できることはしておきます。たんこぶや傷があれば、その衝撃が表面近くで止まったと考えられます。一方、激しく打ったにもかかわらず何の痕も残っていなければ、用心が必要です。衝撃が内部まで影響している可能性があるからです。まずは脈と呼吸のバランスを確認してみましょう。呼吸が１に対して脈が４が正常です。頭部に異常があるときは、脈が少なくなります。脈の乱れのない場合でも、打撲のあとはお風呂に入ることは避けましょう。汚れているからといって無理にお風呂に入れたりしないで、暖かい濡れたタオルで拭いてあげればすむことです。病院に行って大丈夫ですと言われたとしても、その後１週間は大きな変化が起きる可能性がありますから、用心して様子を見ましょう。もちろん打撲する原因があるでしょうから全身のバランスを調整することもお薦めします。こういう状況を考えると自分でなんとかする方法を身につけておくべきだと痛感させられます。順を追って紹介していきます。
