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祁答院町黒木817-4で整体してます。

【全部勘違い】

最近多いんですが、書きたいことを隠していいヒトぶってしまいます。【モニタ勝負】は書いているうちに中味が変わってしまいました。もともとは何を書きたかったのかと言うと「ホントに音痴は他人の音もきちんと聴こえていないので自分の巧拙の判断はできない」ということです。イギリスのオーデション番組をYoutubeで見ていて、あまりにも下手なのにジャッジに噛み付くヒトを見て不思議だったのですが、こういう人達はホントに音が聴こえていない/自分の姿が見えていないのかもしれません。自分の音がコントロールできないひとつの理由は、きちんと聴いたことを識別できないからです。聴こえたものと自分の出している音の違いが識別できないために自分の音を正しい音に合わせることができません。つまり、そもそも聴き取れていないのですから、上手いヒトと自分の違いに気がつくことはありません。まだ、「自分は音痴だから」と言っているヒトの方が可能性があります。これはどんな分野でも同じです。王貞治さんの「チャレンジが道をひらく」という本に「ずっと指導してもらっていたコーチがいなくなってからしばらくして不調になった。」とありました。それは外から自分の姿を見てチェックしてもらえるヒトがいなくなって、正しいフォームが判別できなくなってしまったということが原因だそうです。これはどの世界に住んでいるヒトにも言えることです。というよりボクを含めた全てのヒトは自分の姿が見えていません。ですから大きな勘違いをしてしまいます。自分を実際以上に大きく見てしまったり、小さく見なしてしまったりするわけです。この勘違いはどうすれば修正することができるのでしょう。カンペキな自己認識と言うのは不可能です。ですから自分は何処か怪しいということをほんの少しでも持っておくか、冷静な他人の目に委ねるしかないでしょう。これは恐ろしいことに全てのコトに言えます。仕事の出来にしても容姿から能力から世界観から何から何まで全てです。全部勘違いかもしれません。こう書くとただの悲惨な人生のようですが、反対の可能性もあります。自分が思っている以上の能力があるかもしれません。何かやりたいことがあったら、努力を重ねながらできるだけ自分を客観視してみることそしてヒトの力を利用することが大切ということです。


※音痴の対極が耳の聴こえない歌い手ではないでしょうか。聴こえるって何だろう?
 Mondy Harvey https://www.youtube.com/watch?v=ZKSWXzAnVe0