【春市に立つ】

久しぶりに更新してます。死んでいたわけではなく、文章を書いていました。ではその文章はどこにあるのかというと、まだ僕のPCの中にあります。書けば書くほどこれでいいのかという思いが湧き出て、仕上がらなかったのです。気がついたら一年以上更新していませんでした。じきにどこかでまとまって読めるようにします。

 

お知らせです。3/9、10の二日間、伊佐市の中心街で「春の市」が開かれます。たくさんの出店が並ぶなかなか楽しいおまつりです。食べ物はもちろん小さな鉢植え、レコード屋さんではライブもあります。

その10日(日)のみ、フリマエリア「立ったまま整体」やってます。9時ごろから15時頃までゆる〜く開く予定です。一人にかける時間は10分弱、料金は500円です。立ってできることは、意外に多くていろんな不調が改善されます。肩こり腰痛にはじまり頭痛やめまいにも。春だし、花粉症対策もやろうかな。

お気軽に、買い物がてらいらしてください。

【わからない】

ハッキリ言ってヒトの感じた事や気持ちなんてわかりません。でも「わからない」という前提に立つからこそ相手の言うことを本気で聞けるのではないでしょうか。仮に「わかるわかる」と簡単に記憶にあるパターンに当てはめてしまって後で困ることがあります。そのパターンで治ればいいのですが、もし治らなかった時にどう対処していいのか判らなくなる。治ったにしても表面だけの対処で終わらせてしまうかもしれません。そしてまた同じことが起きる。もちろん手で感じることなら、ある程度の確からしさがあります。ところが中には、感じられない見えない不調というものも。例えば、頭痛や倦怠感、軽いめまいやる気が出ないなどの症状は病院ではその原因が見つからない事も多いのです。うつや血の道と呼ばれる産後の不調もそうです。周りのヒトは判らない上にお医者さんでも病名がつかない。でも起き上がれないし、冷や汗をかき、気分が悪くなったりする。眠れないこともある。そんな状態なのに周りのヒト達は「サボってる、怠けてる」と看做してしまう。でも本当に辛い。本人がツライと言っている事をそのまま聞いてみる。そして細かく症状を聴き取っていくと何かしら不調の原因や施術のポイント気付く事があります。ボクの場合、どの不調から始まったのかという事が役に立つ事が多い。そしてそれがどのくらいの期間でどう変化したのか。中には、病院で治ったと宣言されたのに本人が感じていた不調は一つも解決されなかったという例もあります。治るや治すという事には、それぞれの考え方がありますからそれぞれでいいのかもしれません。ですが、そもそも私たちは全ての事が判る訳ではなく、全ての事が解決できる訳ではないという立場から始める事も相手にとっては大切なのです。

【イベント中】

町々で、それぞれに色々違ったアプローチがあります。
その一つが『まちゼミ』です。まちゼミで検索するといろんな町が取り組んでいることがわかります。
商店街の町おこしのひとつでしょうか。今回は以下の内容で参加させてもらいました。残り16日と30日です。よろしかったらいらしてください。


「ひとりでできるストレス軽減法」
ココロとカラダのつながりを体感していただいた後、
万病のもととも言えるストレスを簡単な方法で軽減して行きます。

開催日:11月2日、9日、16日、30日(いずれも木曜日です。)
時 間:19時〜20時15分頃
料 金:¥0 無料
申込み:当日17時まで
連絡先:ヤマシタ(080-3181-6172)

【イップス?】

「自分のイップス心因性のものではない。肩の痛みというはっきりした原因がある。だから、肩の痛みさえなくなれば、イップスは治るのではないかと考えていた。」(Web Sportivaイップスの深層」菊地高弘●文 より引用)


イップスを持っているとされる野球選手のインタビュー記事の一部です。身体調整から催眠療法までやってきたボクの考えでは、これこそが「正解」です。


スポーツの大きな大会が近づくとイップスという言葉を良く聞きます。一発勝負の要素が大きなスポーツの世界では大きな問題です。いまのところ明確な改善方法はありませんとwikiにはガッツリ書いてあります。


まず、イップスはこんな感じで説明されています。
『今までスムーズにパッティングをしていたゴルファーがある日突然緊張のあまり、カップのはるか手前のところで止まるようなパットしか打てなかったりカップをはるかにオーバーするようなパットを打ったりするようになる病気にイップス(YIPS、うめき病、yipeは感嘆詞で「ひゃあ」「きゃあ」「うわっ」といった意味)と名づけた。』
ある時から、今までできたことが思うようにできなくなったりする訳です。


イップスはゴルフに限らずあらゆるスポーツで見られるが、例えばテニスやオージーフットボール、クリケット、野球、サッカーなどが挙げられる。アルゼンチンのテニスプレイヤー、ギエルモ・コリアは、世界ランク3位に位置していながらサービスのイップスに苦しんでいた。オーストラリアン・フットボールリーグ、セント・キルダのニック・リーウォルドもキックのイップスにかかった。クリケットでは、キース・メドリコットなどイップスにかかった複数の投手が、投球動作を終える前にボールを手放してしまう症状を抱えていた。』
たぶん、他の活動でも言われることがあると思います。


治し方はというとこれまた明確に書いてあります。
『明確な治療法は無く、克服出来るかはその人間次第である。最終的に克服出来たとしてもイップス発症から数年・数十年経過しているケースも珍しくない。』


イップスは心の問題であって、心の問題は脳をなんとかすればいいと考えますが、それは全てのケースには適用できません。一部はうまくいくかもしれませんが、脳だけが心ではないからです。「心」の問題をすぐ「脳」の問題と言い換えてしまうのは、単純な先入観に支配されています。もちっと普通に全体を見てみたらどうでしょう。また克服できない場合は違う可能性を考えて対処すべきです。ボクの予測ではイップスになっているヒトはそれぞれ何処かに、ケガや過労による筋骨格系の緊張を持っているはずです。それだけでなくカラダとココロは分つことのできない一つのものですから、様々な場面で生じたココロの緊張がカラダのあちこちに捻れや筋緊張を残しています。以前見せてもらった長距離選手は、左膝の後ろに「イップスの種」がありました。その部分の小さく固まった緊張を解いた次の大会では全く心に不安を覚えなかったと教えてくれました。ヒトは生きている間に様々な緊張や負荷にさらされます。この百年ぐらいはヒトの身体が壊れるくらいのスピードの乗り物が出来たり、不思議な特殊な運動(スポーツのことですがw)で偏った動きをしてしまうことが普通になっていますから、事故的に突然掛かる負荷の大きさは尋常ではありません。時間をかけて一旦治ったように見えても何処かに小さな緊張の種が残ってしまうことがほとんどです。(実際には大きな捻れすら治っていないこともあります。)そんな影響は実際に観察することができます。イップスになった状態を想像してもらうと身体の捻れが大きくなっていくことが観察できるのです。ですからイップスを治したければ、まずカラダを治す。それが答えです。ではそのカラダの問題は治るのか。個々に答えは違うと思いますが、この記事の選手の場合であれば治る可能性は高いと考えています。


追記)ついでに書いとくと、もう一つ面白かったのは、


「(イップスを)持ってる人同士だと、すぐにわかり合えるんで(笑)。隠すなんてムリっす。」


の部分です。
ヒトがわかり合うということはカラダを通して感じる部分があるからです。同じような不安を持っているヒト同士の場合、(前述した緊張部分は違いますが)同じようなカラダの状態を共有している。そもそもカラダは他のヒトの影響を受けますから、そういうことが起きるんですよね。

【全部勘違い】

最近多いんですが、書きたいことを隠していいヒトぶってしまいます。【モニタ勝負】は書いているうちに中味が変わってしまいました。もともとは何を書きたかったのかと言うと「ホントに音痴は他人の音もきちんと聴こえていないので自分の巧拙の判断はできない」ということです。イギリスのオーデション番組をYoutubeで見ていて、あまりにも下手なのにジャッジに噛み付くヒトを見て不思議だったのですが、こういう人達はホントに音が聴こえていない/自分の姿が見えていないのかもしれません。自分の音がコントロールできないひとつの理由は、きちんと聴いたことを識別できないからです。聴こえたものと自分の出している音の違いが識別できないために自分の音を正しい音に合わせることができません。つまり、そもそも聴き取れていないのですから、上手いヒトと自分の違いに気がつくことはありません。まだ、「自分は音痴だから」と言っているヒトの方が可能性があります。これはどんな分野でも同じです。王貞治さんの「チャレンジが道をひらく」という本に「ずっと指導してもらっていたコーチがいなくなってからしばらくして不調になった。」とありました。それは外から自分の姿を見てチェックしてもらえるヒトがいなくなって、正しいフォームが判別できなくなってしまったということが原因だそうです。これはどの世界に住んでいるヒトにも言えることです。というよりボクを含めた全てのヒトは自分の姿が見えていません。ですから大きな勘違いをしてしまいます。自分を実際以上に大きく見てしまったり、小さく見なしてしまったりするわけです。この勘違いはどうすれば修正することができるのでしょう。カンペキな自己認識と言うのは不可能です。ですから自分は何処か怪しいということをほんの少しでも持っておくか、冷静な他人の目に委ねるしかないでしょう。これは恐ろしいことに全てのコトに言えます。仕事の出来にしても容姿から能力から世界観から何から何まで全てです。全部勘違いかもしれません。こう書くとただの悲惨な人生のようですが、反対の可能性もあります。自分が思っている以上の能力があるかもしれません。何かやりたいことがあったら、努力を重ねながらできるだけ自分を客観視してみることそしてヒトの力を利用することが大切ということです。


※音痴の対極が耳の聴こえない歌い手ではないでしょうか。聴こえるって何だろう?
 Mondy Harvey https://www.youtube.com/watch?v=ZKSWXzAnVe0

【タイトル集】

 過去の教室テキストを見ると良くできています。(悪いとこもたくさんだけどw)最近自画自賛が多くて年取ったのね〜と思ったりもしますが、この十年書き続けて来たテキストはそのタイトルもよく考えられていて中味もけっこう濃いものになっています。タイトルは普通の日本語としては良くないんですが、伝えたいことのために無理だと思っていることを飛び越えるキッカケになる言葉だったりします。本当はレイアウト込みのタイトルなので実物を見ないと本当の意味は伝わらないでしょう。一つ一つこの教室を受けるヒトのためにと必要なことを調べ、注釈を入れ、レイアウトを整え、タイトルをつける。たまに読み返すと自分で忘れていたことを見つけることもあります。今ならもう少し言葉を変えるだろうというものもありますが、「身に染みる」とか好きだし、「見える勘、感じる勘」てのもかなり好きです。そんなタイトルだけほんの一部ですが挙げてみます。


2時間で身に染みる人を楽にするコツ
2時間で確信できる待つちから治る痛み
10時間で気づく身体調整の基礎
1時間で振り返るからだへの視点
3時間で変化できる調整の基礎パターン
10時間で身につく楽しいヒプノ
2時間で結びつく地球とからだ
2時間で見える勘感じる勘
2時間で覚えるひとりで楽になる方法
9時間で旅する潜在意識の世界
20分で使える微振動
1時間でわかるからだの相互作用
2時間でわかるからだの相互作用
2時間でためすことばとからだ
ヒトとヒトの基本って死んじゃいそうなくらい簡単
10時間で覚えるXX家が楽になる方法(XXさんから夫婦で覚えたいと言われて書きました。)
1時間であれっと気付く手当て法
30分で知る打撲とその対応
2時間で痛みに親しむ
痛みは友達
2時間で繋がりそうなからだと不良解析
                    ・・・等々


 これって書いてると楽しいということも想いだしちゃったなぁ。テキストのみなので文字の大きさやページのリズムなども気にしながら作っています。時間枠があると絞り込んで退屈させないように構成して何かを持って帰れるようにする。けっこうハードルが高いけれど面白い作業です。それぞれに想い出があるけど「10時間でヒプノ」って言うのは「できませんか」って相談されてなんとなく「できるよ」って答えたところから始まりました。「そんなの危険だ」「できる訳がない」と批判を受けたことも懐かしい。危険だって思ってるヒトはカラダとココロの繋がりが感覚的に判っていなかったりするだけなんだよな〜と思いながらやった記憶があります。こういう変なテキストに出会いたい方は是非ご相談ください。・・・やるかな〜大変だし。(笑

【メソドロジ】

genkiswitch2017-09-20

 コンセプトも大切ですが、方法=メソッドも大切です。少し身体調整っぽい話になってきました。


 以前書いたように、手法はなんでもありですが、相手を壊す可能性の低い手法を選択した方がムリがありませんし、すぐに始められます。何かをすると相手の状態が移行することの理解度、腑に落ち方によって選べる方法は広がって行きます。もちろん使う術者の心地良い方法をとればいいだけの話です。間違いが少ないのは、筋反射で手法を選んで行くことです。ただし、筋反射テストには慣れが必要ですし、自分の先入観を排除する努力も必要です。まあ多少の時間は必要でしょうが、誰にでもできる方法ですので試してみてください。これはクラニオセイクラル、操体法、バランス活性からインスパイアされてボクの手元で成り立った手法ですが、オリジナルというつもりはありません。この3つを素人向けにまとめたのは以前東京で開いた「2時間で覚える整体」という講習です。(このころはまだ「整体」という言葉を借りていて「身体調整」と書いていないのが懐かしい感じがします。)ここから具体的な症例と組合わさってセトリングへと辿り着くのでした。


 さあ実践です。相手のカラダの何処かに触れます。どこが良いか判らなければ適当に不調を感じる箇所の周辺に手を置きます。そして指先ではなく、掌の関節で相手に触れるようにして、軽く軽く圧力をかけます。手の重さ以下です。すると今までの状態、つまり何処かに緊張を持った状態が崩れ、緊張のある方向へじわっと動き出します。これを邪魔しないように追いかけるだけです。耳を澄ますように。動かすことが大切なのではありません。動きを感じて追いかけるのです。間違っているときは相手のカラダが少し強く反応します。動きがポンッと飛ぶように感じたり、動く方向に抵抗があればそれは術者が動かしています。そんな時は少し圧力をさげ、もう一度動き出すのを待ちます。動きが止まってその部分がフッと緩めば出来上がりです。慣れてくると時間も早くなりますし、最適なポイントがすぐに見つけられるようになります。それで不調が取れなければ少し様子を見ても良いでしょうし、別の部分に手を置き直してみても良いでしょう。こういう時は筋反射テストができると時間が短縮できます。この話は続きます。